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7月5日 イエスのくびき

イエスのくびき
(マタイによる福音書11章25節~30節)

 イエスは、神の御心と神の求めておられることは、知恵ある者、賢い者にではなく、幼子のような者に示された、と言います。幼子、子どもは、一生懸命に感じ、考えています。そしてまた、戸惑いや警戒心も持ちます。しかしそれでも、信じることは大事、信頼することは大切、愛の中に歩むことが一番大切、と感じ、その中にあって生きているのです。その姿はまた、神を受け入れ、神に生かされていくすべを、幼子や子どもが最もよく知っている、ということを示しています。すべてに信頼しきって、愛のうちに歩んでいかなければ生きていくことができない、ということを、幼子や子どもが最もよく知っているのです。この幼子のように、神に対しても信頼しきって生きる者になりなさい、とイエスは私たちに語ります。
 イエスはさらに私たちへの励ましとして、「私のくびきを負いなさい。」と言います。くびきは、二頭一組の牛や馬が、荷車や農機具を引くために、首に取り付けられ、その二頭の牛や馬の動きを規制する横木です。そのことから、「くびき」は、人が歩み生きていく上での、人を規制するしきたりや決まりごとを意味します。人間的な考えや決まりごとでしばられ、幼子のように神に信頼しきっていく自由さを奪われるような「くびき」を負っているのなら、イエスは、「私のくびきを負いなさい。」と言います。イエスのくびきは、人をしばりつけ、人から自由を奪うくびきではありません。イエスのくびきは、人が神へ向かって歩み進むための、「負いやすく、安らぎが得られる」くびきです。
 くびきは二人が負うためのものです。イエスは、私たち一人一人に、共にくびきを負うもう一人の者となることを、自ら願っておられるのです。私たちも、自分のくびきを負うのではなく、イエスのくびきを受け入れて負うことが求められています。

礼拝案内 Service

日曜日(第一日曜日を除く)
Sunday(except for first Sunday)

7:30 聖餐式 (Holy Communion)
9:30 日曜学校 (Sunday School)
10:30 聖餐式 (Holy Communion)
17:00 夕の礼拝 (Evening Service)

第一日曜日 first Sunday
9:30 日曜学校 (Sunday School)
10:30 朝の礼拝 (Morning Service)
17:00 夕の礼拝 (Evening Service)

■10:30からの礼拝には手話通訳があります。

聖日 Holy Day
7:30 聖餐式 (Holy Communion)

アクセス・地図 Access/Map

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