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「永遠の命の言葉」

「永遠の命の言葉」
(ヨハネによる福音書6:56-69)
 イエス・キリストご自身が命のパンであり、それを食べる者は永遠に生きるということを考えたいと思います。それは、イエス・キリストが人間の罪を贖うために十字架の道へ進まれて、ご自分の命を神さまへ献げた後、神がイエス・キリストを三日目にご復活させた。そのことによって罪ある人間が新たに生きる者へと変えられていったということです。それは、古い自分を死なせて、イエス・キリストがこの地上での生活を神の愛と平和を表したその生き方に倣って行くということでもあります。神さまが罪ある私たちを赦してくださったことに対する人間から神さまへの応答を生き方を通して表してゆくということです。これは責任に応えるという言い方もできると思います。神さまから赦された者として人を赦す生き方をしていくという責任です。
 教会ではこの赦しに与かる秘蹟(サクラメント)として洗礼があり、キリスト者としての生き方、すなわち、赦していくという生き方をこの地上での生活に表すために聖霊からの励ましに与かる出来事として堅信があります。
 ヨハネによる福音書において「初めに言があった。言は神と共にあった。」(1:1)というみ言葉があります。罪ある人間は永遠の命に与かるために神が語られた言を聴いて、日々、赦された者であることを実感して、神さまへ感謝を表すことができます。この感謝を表す出来事が「祈り」です。
 イエスご自身が命のパンであることが主題であるヨハネによる福音書第6章において、ユダヤ人たちだけではなく、弟子たちもまた、このことにつまずく内容が6:59-69で展開されています。そのとき、イエスはヨハネ1:1を土台としてイルカのように、このように語ります。「命を与えるのは霊である。肉は何の役にも立たない。私があなたがたに話した言葉は霊であり、命である。」(6:63)
 イエスが弟子たちや私たちに語る言葉は赦しの言葉であり、救いの言葉であり、恵みの言葉であることを聖書のみ言葉を通して繰り返し感じられますように祈ります。
(執事ウイリアムズ藤田 誠)

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9:30 日曜学校 (Sunday School)
10:30 聖餐式 (Holy Communion)
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7:30 聖餐式 (Holy Communion)

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